方向性を一致させること、「難しくて講義を理解できるかな？」など緊張している人、「俺、これくらいなら知っているぞ」と斜に構えている人にむけて、今日のゴールを認識していただきます。
受講者は「さまざまな知識」を持っています。それをフル活用して、その上に今回のセミナー内容を上乗せし、成果を上げてもらう。そんなスタートは、非常に大事です。
講義の組み立ては
1.内容を考えて、２.進め方を考えて、その後に、3.「オープニング」と「クロージング」を考えるのが正解な作り方です。

人間は、始まりと終わりを40%覚えている。ことを有効に利用します。

受講者は「自分が発言した内容は腑に落ちる」。発言を多くすることが大切。発言しやすい雰囲気やネタを、成功する講義法則に照らし合わせてちりばめる。
講師が一方的に話す講義は「大学教授」にお任せ。
セミナー講師は、受講者に「成果」を出してもらうために講義を遂行しましょう。

ワークを行う際、「はい、グループになってワークを開始してください」と突然ワークを開始する講師の方、多いです。
受講者の学習スタイルも様々。突然、ワークになり頭の回転が速い人は、すぐさまワークの議題で会話できます。じっくり考える派の人は、その速度感に戸惑ってしまいます。

グループワークを始める時は、先ずは個人で考える時間を作り、その後グループで発表する。そして、最後に全体発表でグループの意見を述べるという段階を踏むと良いでしょう。もちろん、ゼロイチ思考のブレーンストーミングなどは最初からグループで話してもらうこともあります。